任意整理と特定調停の決定的な違いはココ!|比較ガイド

債務整理の方法の中でもよく行われているものとなっているのが任意整理ですが、時折それと似た効力があるものとして取り上げられるのが特定調停です。
どちらも「債権者と交渉をする」というところでは同じであるために混同されることもあるのですが、実際にはそれぞれで効果は全く異なるということは知っておかなくてはなりません。
では任意整理と特定調停の違いとはどこにあり、比較するとどういったことが挙げられるのでしょうか。
まず任意整理についてですが、この方法の特徴は「裁判所を介さずに債権者と交渉する」、「和解できた場合には和解書を作成する」、「引き直し計算による過払い金返還請求が並行して行われる」といったことが挙げられます。
対して特定調停の特徴ですが、「裁判所を介して債権者と交渉する」、「和解できた場合には調停調書を作成する」、「過払い金返還請求は別途行わなくてはならない」といったようになるでしょう。
そしてこれらの違いからどういったことが言えるのかですが、まずチェックしたいのが裁判所を介するかどうかというところです。
裁判所を介して特定調停による交渉を行うのであればその申し立てが必要になりますから、事前に定められた書類を用意しなくてはなりません。
任意整理でも交渉に用いるような書類は必要になるのですが、一般的に裁判所に提出するための書類の方が容易には時間がかかるとして考えておいた方が良いでしょう。
次いで重要なのが調停調書の存在です。
調停調書は「裁判所における調停でこのように話がまとまった」ということを証明するものであり、それは裁判の判決と同様の効力を持つことになります。
そのため調停の中で分割払いのプランを定め、それが調書に書かれたのであれば違反することはできません。
もし返済が遅れ、債権者がその調書の内容に違反したと主張したのであれば強制執行、差し押さえすら可能になってしまいます。
この点は事前に必ずチェックし、忘れないようにしていく必要があるでしょう。
そして過払い金返還請求についても、過払い金があるのであれば重要なポイントです。
特定調停の際には引き直し計算を行うため過払い金の有無については確認することが出来ますが、その返還請求は基本的に別途行うことになります。
そのためもし過払い金がありそうだという場合には、任意整理を行ったほうが手間も時間もかからないケースが多いのです。
これらの違いは債務整理の方法を選ぶうえで必ず確認しなくてはならないことですから、事前に忘れずにチェックしておくようにましょう。

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