自己破産は借金いくらからできる?裁判官の判断材料となる要素3つ!

債務を一括免除できる自己破産は、その効果が大きいこともあって「高額な借金が無いと出来ないのでは」と思われることも多いものです。

 

実際、数万円程度の借金では自己破産が認められない可能性が高いです。
逆に借金が数千万円以上ある場合は、借金の原因にもよりますが成功率はかなり高いと考えられます。

 

自己破産はいくらから手続きできる?

では自己破産はいくらから行うことが出来るのかと言うと、これは本当に人それぞれであるとしか言いようがありません。

 

そもそもこの制度は「借金が返済できなくなっているかどうか」というところが重要なポイントになりますし、それぞれの人がどれくらいの借金を返済できるのかということについては差があるでしょう。

 

例えば年収数億円の人であれば1000万円程度の借金は苦労無く完済できるでしょうが、年収300万円の人が1000万円の借金を返済しろと言うのはかなり難しい話です。

 

そのため「いくらから出来ます」といったようなことはなかなか説明しづらいのです。

 

自己破産が認められる金額の目安は?

この自己破産が出来るかどうか、いくらから可能性が高くなるかを考えるには「自身の債務額を3~5年で返済できるか」を考えることが有効です。

 

例として毎月手取りが20万円で年収が240万円、子どもの養育費や税金、社会保険料などの必要不可欠な生活費が毎月10万円で残債が500万円、かつその年利は15%というようなケースで考えてみましょう。

 

この人の可処分所得、つまり返済に充てられるだろうと判断できる金額は毎月の手取り20万円から生活費10万円を除いた10万円です。

 

500万円を60ヶ月に分割すれば毎月8万3千円ほどの返済で完済できるようにも見えますが、実際にはここに利息が発生します。

 

60ヶ月間で分割返済していく中で15%の年利がかかることになると最終的な支払額は950万円ほどにまで跳ね上がりますから、実際にはこの人は毎月15万8千円を返済しないと完済できません。

 

ですが先ほどこの人が返済に充てられる可処分所得は月10万円としてわかっているのですから返済はどう見ても不可能であり、自己破産をするに値する状況であるとして判断できるわけです。

 

 

裁判官や債権者の財産状況などによっても変わる部分もありますが、破産申立人の債務をこれから3~5年で分割して完済できる可能性が低いと判断できるのであればそれは支払不能だと判断されることが多くなります。

 

こうしたことについては弁護士や司法書士など専門家に相談すると計算をしてもらうことが出来ますから、もし自分の破産申し立てが認められるかどうか不安な場合はまず相談してみましょう。

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