任意整理で弁護士費用を少しでも抑えるコツ！

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任意整理を行う場合には債権者に対して交渉を持ちかけることになりますから、そこでは弁護士という法律の専門家に依頼することが多くなるでしょう。
個人で行うことが出来ないわけではありませんが、業者に交渉を持ちかけるのであればプロと交渉をすることになります。
果たして法律的知識のない個人がプロの債権者と交渉をして有利な条件をもぎ取ることが出来るのかと言われると、かなり難しいとして考えるべきです。
そうなるとやはり専門家の弁護士の力を借りることになるのですが、専門家に依頼をするのであれば当然費用が発生することになるでしょう。
それでは任意整理を依頼した際の弁護士費用はどれくらいになるのかと言うと、細かな価格は弁護士事務所によって変わってきます。
安い価格を設定している弁護士事務所もありますし、また自身の能力に自信を持って高額な価格を設定しているようなところもあります。
ですが全体的な弁護士費用の相場を見ると、これは「1社当たり3～5万円」を基本として、そこに成功報酬を足すような形になっています。
任意整理は債権者それぞれに対して交渉をしていくことになりますから、裁判所などに申し立てをして一斉に債務整理を行っていくというようなことは基本的に出来ません。
債権者が多ければそれだけ多くの業務にあたらなくてはならないということになりますので、対象とする業者の数が多ければ多いほど弁護士費用は大きくなっていくことになるのです。
1社だけであれば3～5万円で済みますが、2社になれば単純に2倍、3社になれば3倍です。
次に成功報酬に関してですが、これは任意整理によって減額された債務額の10％前後が基本となります。
10万円が減額されたのであれば1万円が請求されますし、100万円なら10万円が請求されるわけです。
仮にこれから5社に対して債務整理をしようとしている人が「1社当たり3万円、成功報酬10％」として設定している弁護士事務所に依頼を出し、そこで合計100万円の減額があったのであれば3万円×5社+100万円×10％で、合計弁護士費用は25万円となるでしょう。
もちろんこれらのことは相場にしかすぎませんから、それぞれの事務所によって変わってくることになります。
自分が得た利益よりも弁護士費用の方が高額だったというようなことにはあまりなりませんが、それでも自分が負担をしなくてはならない部分であることを考えると、冷静にチェックしていくべき部分だと言えるでしょう。